【ガマンしない生き方とガマンもできない生き方】マシュマロとあとで得られる大きなモノについて

ガマンしない生き方とガマンもできない生き方ではわけが違いますよね。ガマンしない生き方をしたい。そのために、ガマンもできる人になりたいです。

マシュマロテスト

マシュマロテストとは…

・子どもにマシュマロを一つ渡す
・20分後に戻るので、それまでにマシュマロを我慢できたらマシュマロをもうひとつあげるという
・部屋に子どもひとりにする
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子どもは、今すぐほしいものと、将来の自分の利益になることとの間で葛藤しますが、7割の子どもが我慢出来ないそうです。

自制心と社会的自由

「マシュマロテスト」が研究として優れているのは、被験者の子どもたちを10年後、それ以降も追跡調査している点です。テストで我慢ができた3割の子どもは、後の追跡テストで困難な状況に適切に対処する能力が高く、大学入試スコアも高く、違法薬物の経験率が低く、社会的経済地位が高かったそうです。金持ちであれば価値があると言いたい訳ではありません。しかし、社会的地位が高いほど、資本主義社会ではより多くの選択肢を選べて、自由であることは、多くの人に同意してもらえると思います。


誘惑と習慣

どのようにしたら目先の誘惑に負けずにいられるでしょうか。我慢できた子どもたちに聴くと、誘惑の対象から気をそらしていたそうです。手で目を覆ったりお菓子を考えずに空想したり、マシュマロがお菓子ではないと思ったり。(マシュマロが好きでない人は、自分が一番好きで、手に入れにくい食べ物だと思ってください)

追試で、マシュマロの皿に蓋をかくして見えないようにすると、子どもたちが我慢出来る時間は最大で60%伸びたそうです。
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つまり、つい仕事をせずマンガを読んでしまう時は、漫画を箱に入れてガムテープで閉じる、衝動買いしそうなら、店に行かない、などです。
「選択」の余地をなくしてしまい、仕事や節約を「習慣」にすれば勝てます。

二つ目のマシュマロをゲットするために、少しだけガマンもできる人になってみたいと思います。

※今週のチャンピオンのAIの遺電子、に、「人間も〇〇も怠け者だからな」これは漫画の中じゃないですが「限界はある、〇が思うより遠くに」とありまして、いたく感動しました。怠けがちなので、気を引き締めていきたいとおもいます。