圧倒的な欠点があるということのあれこれ
http://www.jmweston.fr/jp/
moi〜
J.M. weston のローファーが好きです。
このローファーを初めて履いた人はこう言います。
「甲が痛い」
「フィッティングに苦労する」
「痛い上にフィッティングに時間がかかる…」
そう、他のローファーよりもタイトに作られているため、フィットするまで痛いのです。
お店側も親身に相談に乗ってくれますが、なかなか手が出しにくい高級靴ですから、「痛い」ということにがっかりする人も多いです。
けれど、痛いことを「試練」として好意的に受け止め、むしろ革をここまでタイトに仕上げた職人への尊敬の念が生まれた時、より一層 J.M.westonの魅力にハマります。
どんなにラフなスタイルであっても、足下のローファーに矜持を乗せて、人生を美しく生きたいという思いを語らせているのです。
欠点がわかりやすいこと
とあるパフォーマンス考察で、「欠点がわかりやすいと、人と仲良くなりやすい」という見方があります。
相手が何を嫌がるかということがわかることは、相手が気をつけるべきことが明確だからです。
・めんどくさがり→面倒なことが嫌いということを受け入れればよい
・毒舌→皮肉っぽいところさえ受容すればよい
・八方美人→優しさを受容すればよい
よく言われる「短所は長所」という見方とは少し違い、「どう受け入れればいいか」ということが相手に伝わりやすいということです。
そうすれば、相手の短所を受け入れる覚悟が出来るということも重要なことですね。
好きな靴や好きな服の欠点を愛するように、友人や自分自身の欠点も愛したいものですね。
moimoi~