Webデザインのコンペではわりとコメントに力を入れてしまう(楽しいので)
というのも、自分自身がキーだと思っていることの裏付けを書いていくのが好きだからですね。
最近読んだこの本でも(2018年に翻訳されてます)、裏付けの重要性が語られています。
「なぜコンペに応募したか」を書く
これ、アートのコンペでは確実に言うのですが、デザインのコンペではあんまりないですよね。多分、「クライアントのために」作るものがウェブサイトのデザイン提案なのであって、「自分のことを語る」なんておこがましいということなのかもしれないですね。
クライアントはいろいろです。なので、全てのひとに当てはまる作品は作れないのですが、少なくとも、「どうして自分がこのデザインワークに手をつけようとしたか」をいろんな人が読むので、コンペの条件をよく読んで、「自分がどうしてやろうと思ったか」を書くようにしています。
例
- 今まで美容室やサロンのウェブサイトをよく作っていて流行を把握しているから
- お店の内装にこだわりがあることが素晴らしいと思ったから
- イメージがしっかりしていて、経験則から自然にスムーズにお仕事ができそうだと思ったから
選んだ色についてを解説する
https://ironodata.info/rgb.php?color=31AABF
指定がある時もありますが、選んだ色にどんな意味があるのか、組み合わせにどんな意味があるのかをお伝えします。
例
#ff9966 明るい赤みの橙
#3ac28c 品のある緑みの青
橙と青はほぼ反対方向の色で、この色の組み合わせは「力強い」印象を与えます。配置によって、「わくわく、元気な」印象にまとめています。かつ、参考サイトは可読性をよく意識していたので、そのまま読ませる文字は黒をはっきり意識しています。
ここで、「ドミナントカラー」とか「K100」とか入れてもいいのですが、同じ目線で話せるくらいのことを書くように気をつけています。
はじめと終わり
文章である以上、ここも大事だと思っています。
例
[はじめ]
はじめまして! 東京都内にて活動するリニューアルに強いデザイナーのumi_teamdesignのumi と申します。webデザイン・構築を中心に、事業に付随する会社案内資料等のデザインも行なっております。 5年のインハウスデザイナーを経て、主に美容院や整体院や学習教室を含む200件以上のコーポレートサイトを手がけました。
[終わり]
■その他
カラー変更、修正・追加等ございましたらいつでもご連絡下さい。対応させて頂きます。
作成ファイル=photoshop CC 2019(最新)
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簡単ではございますが以上になります。
ではご検討の程宜しくお願い致します。
こんな感じです。あとは、ポイントを最初の方に書いたりしています。(メニューについてとか、フォルダわけについてとか)
まとめ
当たり前のことを改めてきちんと書くことが大事。