ミニマリストにおすすめするデザインの本:umi選
私の場合は、「美しいモノを見る事」が仕事というところがあるので、
NYOTAIMORIの本を頼んでわくわくしているのだけれど、今回は、ミニマリストにおすすめするデザインの、ベーシックな本ということで、選んでみた。
Webデザイン良質見本帳
Webデザインと銘打っているので、画像の扱い方・書き出し方・種類・形式・意味などについて、シンプルに親切に書いてある。
Webページに入るデザインパーツのページも優秀で、人の視線の流れなど、今一度意識したい情報が詰まっている。
また、基本だけではなく、見本帳であるので、
見開きで、配色から選ぶデザイン・印象から考えるデザイン・レイアウトや構図から考えるデザイン…など、打ち合わせの時に持参したいこと請け合いなレパートリーが盛りだくさんで、「使える」のである。
個人的な意見だが、最初は「見本帳」のように、様々なパターンが論理的思考に基づいて区分けされているモノを眺めるのがよく、かつ実務的なので、webのみならず、さまざまなひとに広くお勧めしたい一冊である。
イメージを論理的に解剖して説明してくれたり、色覚異常の人にどう見えるかの確認についてなど、ヒントが盛りだくさん。
佐藤可士和の超整理術
ミニマリストと片付けは切り離せない。
この本は、デザインを「解決」のための問診としてとらえた、デザイナーによる思考整理術が書かれた本である。
なるほどデザイン
デザインは見る人がいてはじめて成立する。
この本は、「誰のために」「何を見せるために」といった、目的により強くフォーカスすることを思い出させてくれる、Before Afterの豊富なデザイン書である。
比率についてや書体について、なんとなくならべるだけではなく、差し引きによって一枚の紙を「伝えるためのデザイン」に変えていく、楽しい本。
この三冊、おすすめなのですが、この記事を書くのにはあまり時間がかかりませんでした。
いつも楽しくツイッターで遊んでくれるエリサさんと、AKIさんに捧げます。