小説の顔になる
地底旅行を読み終えて、今はスミラの雪の感覚を読んだり刺繍をしたりしています。
興奮する小説を読んでいる時の私の表情はまさに小説のまとう雰囲気を表していて、
読むものによって顔つきが左右されるので面白いです。
今の自分は、冒険活劇の臆病で勇気ある少年の表情から、
凍てつくグリーンランドで流氷がパンケーキアイスになっていく様を眺める女性みたいになってる。
けっして妄想だけで生きているわけではないけど、私の魂は半分くらいフェアリーテールの中に浸かっているし、たまにわざと心に土足で入ってくる人に対して、
「でも私の物語にこの子は登場させてあげないし」って思ってやることが出来ます。
そんな感じのお昼時でした。