すでにもう有名なんですが、
昨日アルバムが出たということで、紹介です。
コムアイちゃんの人懐っこさがもう、本当にかわいい。
「NGOやってました~」とか言ってたら、
音楽業界のエライオジさんとかには
「ああ、そういう子ね」と振り分けられちゃいそうなんですが、
そう一筋縄ではいかない。
この壮大な世界観の中心の女優をつとめられる存在感。
サルサにはまって海外に飛び出したとのことで、
踊れる、踊れる。
別にものすごく歌唱力があるとか、
プロデューサーが全て決めている世界観なわけじゃない。
むしろ、歌い方に特徴があって、ちょっと舌っ足らずっぽい
可愛さがあって、この個性はまさに天才。
ヘイとかハッとかいう言葉をうまくかっこよく決めてくるときもかっこいい。
こりゃ好かれちゃうわ。
三人組とのこと
コムアイ(主演・歌唱)…1992年7月22日(23歳)。 強みは鹿の解体、弱みは起床(低血圧)。趣味は落語鑑賞、映画鑑賞、消されそうなツイートのスクショを撮ること。プロレス観戦。マキタスポーツいわく“エロくない壇蜜”。好きなアーティストは大貫妙子、ちあきなおみ、椎名林檎、岡村靖幸、レキシ、レイ・ハラカミ、 CORNELIUSなど。アーティスト名はTwitterのアカウントをそのまま使ったもので、本名の名字と名前の頭文字の「コ」と「ミ」 をアルファベットにした「KOMI」にアンダーバーを入れて「KOM_I(コムアイ)」になった。水曜日のカンパネラ結成前は音楽活動は一切行って おらず、自分では普通に社会人になると思っていた。
ケンモチヒデフミ(作曲・編曲)…1981年8月2日(34歳)。本名・釼持英郁。読みは同じ。元Hydeout Productions。ほとんどの曲を手掛けるトラックメイカー。大阪在住。基本的にスカイプで打ち合わせやレコーディングに参加している。
Dir.F(その他ぜんぶ)…読みはディレクター・エフ。コムアイとケンモチを引き合わせた人物であり、つばさレコードの中の人。一般的な音楽ユニットで言うところのマネージャー兼ディレクター
「音楽に興味がある人にこそ」って、この人が言うから意味が出てくる、鹿の解体
やっぱり、よくわからない有名じゃない、NGOとかしている人が急に出てきて、鹿の解体とかしはじめても意味がわからないし、かといって、鹿の解体に興味がある人だけ集めても、世界は広がらない。
「音楽に興味ある人にこそ来て欲しい」って感じ、すごくまっとうで、
正しいです。
けど、そういうことを実現するにはいっぱい壁がある。
有名になっちゃうとうまくその考えを通せないこともある。
でも、そんなコムアイちゃんと一緒にやっている、支えているというよりも支えあっているDir.F氏とケンモチ氏のグループだからこそ、いろいろとチャレンジできているんだろうなと思えて、この奇跡に立ち会えるのが嬉しい。
テイストは変わるのに頭から離れなくなる
もちろんケンモチ氏がうまいというのもあるけど、コムアイちゃんは「そういうのはもう飽きたから違うのにしましょ!」って言うこともあるらしい。やはりチーム。しかもその飽きがはやいらしい。
「売れるまでは飽きちゃダメ」みたいな思い込みがないところが素晴らしい。
「こういうテイスト」ということで覚えてはもらえないかもしれないけど、どの曲も頭から離れないから、結局買ってしまう。
というわけで、是非聞いてみてください。
「今っぽさ」って、個人的にいい意味なんですけど、本当に今っぽいし、ちょっとNHK教育っぽいとことかレキシとか清竜人とか椎名林檎っぽさとかがあって、ほんと、いいです。