いい人、いい子でありたい自分を認めてあげようと思う
こちらの記事を読んでふと自分ごとのように考えました。
(ちなみに、この漫画がなんとなく思い起こされました。
いい子、でいたい。友達がいてほしいから
小学校でなんとなく成績などがつき始めた頃に「褒められる」ことが気持ちわるい時がありました。
作文で褒められると、この人たちはいい物語を読んだことがないのか?と思い、
絵で褒められると、コンテキストわかってるのか?と思い、
まわりにいる人だいたいバカに見えました。
けれど、まわりがバカだと思って散々偉そうに威張り散らしてると、
今度は友達がいなくなってしまうので、いい子というか、
まわりのことを想いやりたいなと思ったんですね。
でも、最初は友達欲しくて持ち始めた「優しいふるまい」が、「褒められるのも悪くない」、という気持ちを帯び始め、最後には気持ちが逆転圧勝して、「褒められるためにやっている」、というふうになった時に、もう元に戻れない段階に来てたんですね。
いい子でいたい。他者に認められたいから
まじめなのは損だし、いい子なのは他人に媚を売るためなのかもしれないですけど、
結局は自分を自分として自分の納得がいく振る舞いがしたい、という欲望なんですね。
他者に認められ、居場所がほしいという気持ちと、他者に認められる自分を自分の手で作りたいという欲望。
自意識といいますけど、他者を過剰に意識しすぎている状態ですね。
これの何がまずいかって、他者はコントロールできないので、努力がのれんに腕押しなんです。
いい子でいたい。という欲望に気づく
他者はコントロールできないので、もう少し自分に引き寄せたほうがいいかなと思ったんですね。
駆け引きは人を魅力的にさせるかもしれないけど、駆け引きだけに依存してたら、
やっぱりぼーっとした顔になっちゃうと思うんです。
だから、「いい子でいたい。」という欲望に目を背けずに肯定していかないといけないな〜〜〜と思ったんです。
「自分なんかいい子でいたいだけのやつ」なんだけど、でも「一生懸命やりたがってる」し、肩の力ぬいて頑張るかと思い直せたんですね。
いい子でいたい。というのは色気
「他者に認められるいい子でいたい、という汚い欲望を持っている自分」はイケてるじゃないですか。そういう、他者に媚をうる部分を認めれば、それは色気です。
欲望を認めてあげれば、無理にそこに向かって倒れ続けなくてもよくて、自分は自分で責任を持てるようになっていくのかな、と思います。
欲望むき出しのgood girlって、実は全然いい子じゃないけど、結構自由だと思うんですよね。