コララインとボタンの魔女

ストップモーションアニメと3Dを上手に組み合わせた良作。ストーリーの面白さを楽しむというより、質感豊かな作品。

 

魔女についてだけど、

わかりやすいボタンの魔女(蜘蛛の魔女?)は糸で縫い付けるから蜘蛛なのかな?

猫は古来魔女の味方のはずだから、

ずっとこの猫が最後のトラップだと思って見てたらそんなことはなかった

 

なぜ実の母がこどもを食べようとするの?といった台詞などは含蓄に富んでいて恐怖を含んでいてよかった。

わかりやすい敵としての魔女よりも、猫や地下のばあちゃんたちや奇術師、そしてなによりコラライン自信が魔女っぽい。いわゆる、ルールにのっとってゲームを進めつつ、盤上返しするのが魔女のルールだと思うので。

実はコララインが真の魔女で、その能力に気づいておらず、猫とともにゲームを解き、能力の低い蜘蛛の魔女を出し抜くというストーリーだと解釈した方がよりよい作品に思える。やっぱ魔女のくせに猫が苦手なのがどうしても下級魔女に感じられるんだよな。

 

それにしても消えた妹はどうしたの…?喋らないワイビーが消えた妹で、蜘蛛の世界で助けてくれてた奴だよね………?